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焦点合わせ

マニュアルminolta auto wide
マニュアル
その3

焦点合わせ

minolta auto wide manual

 撮影レンズの焦点距離は 35mm です。

  minolta auto wide  が発売された 1958年 当時は広角レンズを搭載した普及製品が出始めたばかりの頃です。
製品名の “  wide  ” が広角撮影が出来るカメラであることを主張しています。

 

焦点合わせは目測で行います

発売時のリリースには

深度の極めて深い広角レンズ 35ミリ F2.8
の見出しがあり

一々慎重に距離を合わせる必要がない P. G. S. ゾーンフォーカシング
と続いた後に

3点クリックストップ( P 1m . G 2.5m . S 5m )によって
連動距離計よりも迅速にピントが合せられます。


Gマーク(2.5m)にセットしておけば、
絞り F 11 のときは 約1.5m から 10m まで、
F 22 まで絞ると 1m から (無限)迄全部鮮鋭に写ります。

という
図解付きのピーアール文があります

発売時の広告では、最大の“売り”である内蔵露出計と連動するシャッター操作を大見出しに掲げています。
そしてこれに次ぐ扱いで、広角の35㎜レンズを搭載したゾーンマークによる焦点合わせを、広告としては詳しすぎると思える説明文を付けてアピールしています。
連動露出計による露出の決定と併せて、ゾーンフォーカスによって行う撮影設定をセールスポイントとして肯定的に、強く打ち出したものになっています。
そこには「 スナップシューター 」となる製品として一貫性のある、明確な「 製品コンセプト 」があった事がうかがえます。

– ファインダー –

minolta auto wide finder window《 逆ガリレオ型採光窓ブライトフレーム式 / 倍率 : 0.6倍 》

ファインダー窓の隣にはブライトフレーム用の採光窓があります。

minolta auto wide viewfinder eyepieceファインダーの光学系には3つのプリズムが用いられていて、その見え方はスペックシートでは表されない非常にすっきりとしたワイド感のあるものです。

距離計を搭載しない事がコストを理由とした機能の取捨選択によるものではなく、製品の性格が考えられた上での積極的な選択である事が感じられる見え方です。
コスト面ではむしろ、大きなプリズムを組み込んだ贅沢な仕様のファインダーになっていると言えます。

距離目盛・被写界深度目盛・ゾーンマーク

ゾーンマークとその指標がカメラを上から見て確認する配置になっています。
距離目盛を用いる焦点合わせよりも、ゾーンでの焦点合わせがしやすいレイアウトになっています。
minolta auto wide zone focusing G短い鏡胴には3点のゾーンフォーカスのマークと 0.8m ~ の距離目盛が刻まれています。
エプロン正面の右手側を下にしてみる位置に距離目盛の指標と被写界深度目盛が記されています。

 

– 距離目盛 –

短い鏡筒の右手側ある距離目盛りは、どちらかといえば被写界深度目盛りの指標のような地味な配置となっています。
minolta auto wide range scale

距離目盛が鏡胴の黒色部分に白色の文字で刻まれています。位置は右手側の側面です。距離合わせの指標は正面から見た本体エプロン部分にある ▲ マークです。

 

– 被写界深度目盛 –

被写界深度目盛りは、エプロン部分の右手側に大きく配置されていて視認性が良く、ゾーンフォーカシングの補助として併用しやすいものになっています。
minolta auto wide depth of field scale
距離目盛を合わせる指標の ▲ マークから左右に5本の目盛が刻まれいて、絞り開放から最小絞りまでの F ナンバーが  2.8  5.6  11  16  22  の順で並びます。
▲ マークを中心にして、設定したFナンバーと距離目盛の重なっている範囲がおおまかな被写界深度を表わし、焦点合わせの目安にすることができます。

い線は赤外線撮影用のインデックスです。赤外線写真を撮影する場合は  マークの指標から少しズレているこの位置に距離目盛を合わせ、可視光線と赤外線焦点のズレを匡正して焦点合わせを行います。

– ゾーンマーク –

minolta auto wide zone mark
ゾーンフォーカス用のゾーンマークが、P  G   のアルファベット表記で距離目盛と同じ鏡胴のリングに刻まれています。フォーカスリングを回転させてゾーンマークを本体エプロン部分の上面にある マークの指標の位置に合わせて設定操作します。

minolta auto wide zone S

P G S のアルファベットのマークは、それぞれのゾーン(領域)を表す英語の頭文字になっています。
P ( Portrait=人物撮影 ) G ( Group=グループ ) S ( Scenery=風景 )

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鏡胴のフォーカスリングを回転させてレンズを繰り出していくと、P G S のゾーンマークと マークの指標が合う位置にクリック感があり、定位置への設定が容易にできるように工夫されています。
このクリックをカウントすればマークを目視せずに焦点ゾーンの設定を把握する事もできます。ゾーンマークの距離目盛での位置はそれぞれ  1m 2.5m(目盛なし) 5m  になっています。
( 無限遠 )

minolta auto wide zone focusing ∞

S ( Scenery=風景 )

minolta auto wide zone focusing S

 G ( Group=グループ )

minolta auto wide zone focusing G

 P ( Portrait=人物撮影 )

minolta auto wide zone focusing P

0.8m ( 最短撮影距離 )

minolta auto wide zone focusing N

〈  minolta auto wide  〉は焦点合わせの方法としてゾーンフォーカシングをメインとして、各指標や目盛りがレイアウトされいます。

上から見たエプロン部分の中心に、ゾーンフォーカスの指標となる マークがあります。

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連動露出計による露出の決定と、ライトバリューシステムの設定表示がトップカバー上に平面的に配置されている事と併せて、撮影設定を素早く行えるレイアウトになっています。

 

 

 

AUTO WIDE 12

 

 

 

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