minolta auto wide
アクセサリー
1958年3月に発売された〈 minolta auto wide : ミノルタ オート ワイド 〉は、当時の《 千代田光学精工 株式会社 》 が初めて外部デザイナーを起用して製造したカメラです。
同社が 1955年から改良を重ねながら製造していた〈 Minolta .A. 〉シリーズをベースとして、〝 オートマチック 〟というアメリカ市場に向けた製品コンセプトをもって開発されたといいます。
そのデザインを手掛けた 《 KAK : カック 》 は、工業デザインを志向して『 秋岡 芳夫 、金子 至 、河 潤之介 』( 敬称略、50音順 )が 1951年に結成したデザイナーグループで、露出計メーカーの《 成光電気工業 株式会社 》での仕事を通した関係から発展して、《 千代田光学精工 株式会社 》とのデザイン契約に至っています。
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〈 Minolta .A. 〉という既存の製品をベースとしていながらも、新しい市場の開拓を目的として開発された新しいメカニズムをもち、外部デザイナーを活用するという新しいアプローチで製造された〈 minolta autowide 〉は、同社のそれまでの製品とは違った佇まいのカメラとなっています。
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ここでは、〈 minolta auto wide 〉に使用するアクセサリー類を、同時代のものを中心に、純正、非純正の製品を併せて紹介しています。